ゴルフの練習、徹底解説 [ゴルフ]
ゴルフがうまくなるためにはどうすればいいか。やはり練習です。では、その練習はどのようにすればいいか。練習場の練習方法、自宅での練習方法、パットの練習方法についてまとめてみました。ご参考になれば幸甚です。
練習場の練習方法
練習場での練習方法としては、毎回、テーマを決めて練習するのがオススメです。
ただ数を打つだけでは、肘や腰、膝などを痛めてしまいます。
一般的には、一回の練習で100球ほどを打つというのが適度な練習量です。
でも、その100球を何となく打つのではなく、目標を持って打つことが上達に繋がるでしょう。
例えば、10球を全力で打ち、フックとスライスをそれぞれ10球ずつ打ち、高い球、低い球、距離を変えてと打ち分けるようにします。
また、コースにいることを想定して打つと、集中力が増して効果的に練習できるかもしれません。
いくら練習しても、コースでその成果が出なくては意味がありませんから、いかに実戦に役立つような練習メニューを組めるかが上達の鍵となります。
今の自分に何が足りないのかを考えて、練習メニューを組むようにしてください。
練習の最後には、自分の得意なことを全力の七割くらいの力でやるようにして、すっきりとしたいい気持ちで終わるようにすることも大切です。
自宅での練習方法
ゴルフが上達するための自宅での練習方法としては、何といっても素振りが挙げられます。
素振りなら広い庭がなくても練習できますが、それでもある程度のスペースは必要ですから、周囲に注意しながらできるだけ毎日行うようにしてください。
素振りをすることで、フォームを確認できますし、ゴルフに必要な筋肉を鍛えることにも繋がります。
ただ、何も考えずにゴルフクラブを振るだけでは、なかなか上達できません。
惰性で100回素振りをするよりも、集中して鏡をみながら行う10回の素振りの方がずっと効果的でしょう。
また、いつも使っているゴルフクラブではなく、素振り用のグッズを使うのもオススメです。
あまりお金をかけたくないなら、タオルを使って素振りをする練習方法もあります。
これはちょっと高級な重みのある素材のタオルの先を結んで、結んでない方を持って素振りするだけですから、出張先などでもできますね。
それから、パター用の練習グッズを揃えてパットの練習をするというのも、スコアを良くするためにはぜひ取り入れたい練習方法の一つです。
パットの練習方法
パットが上達するためのコツとして、特に重要なことをいくつかご紹介します。
まず、ボールではなく、カップをみて打つことです。
パットの距離感が掴めないという場合には、カップをみながら打つと距離を掴みやすいのです。
ただ、距離ではなく方向性が問題でパットが入らないという場合は、ボールをみながら打つ方がいいでしょう。
カップをみて距離を測り、ボールに目を落としたらすぐに打つという間をとった方法もあります。
また、頭を動かさないということも大切です。
パットを安定させるためには、両足、両腕、手首、肩、全てを固定する必要があります。
パッティングフォームのままロックした状態で、肩でボールを押し出すようにして打つと安定しますが、頭を動かしてしまうと体全部が動いてしまうので、頭を動かさないようにしてください。
それから、パット練習の際には、様々な距離から力の強弱をつけて打つようにしましょう。
いつも一定の距離、同じ力加減で練習していると、実戦であまり役に立ちません。
カップの向こう側に跳ね返るくらいの強さで打ってみたり、あえてカップの手前で止まるように打ったりと、工夫して練習することをオススメします。
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